Anon’s MovieLife

私の映画の自由帳

子供が少女を大人にするの

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JUNO16歳。まだ子供。

ある日予期せぬ妊娠をしてしまった彼女はおもちゃのような

ハンバーガーの電話機で親友のリアに電話をする

リアは「どうやって処理する?」と言った

 

子供を産むという選択肢は彼女たちにはない。

 

子供が妊娠をするというのは

ドラマや映画などでもよく目にする題材だけれど

「JUNO」は一味も二味も違った。

重い題材なのだけれど全然重さを感じさせないむしろコメディ

子供をおろすでもなく、産んで育てるでもなく

「自分は子供だから育てられる訳ない。だから幸せな家庭に養子縁組する」

自ら新聞に載っている幸せそうな美男美女の家庭を選び訪問

そういうところ割り切ってる当たりJUNOは大人なのだと思う

 

赤ちゃんの父親と喧嘩の時にJUNOが言っていた

「男はいいよね。やったって証拠が残らないんだから

 私なんて見てよ!お腹こんなんだよ?????」

ってセリフに何十回も頷いてしまいました。笑

 

そこからいろいろな事件が起こるのだが

JUNOが選んだ家庭は壊れてしまう。バラバラに。

そしてJUNOは気づいたんだろうな…愛は永遠には続かないって

信じていたものが目の前で壊れていったらそりゃ泣くよね

この家族だから赤ちゃんをお願いしたいと思ったのに…

でも…それでも私のお腹にいる赤ちゃん大切に育ててくれるなら

お願いします。ってことだよね。

 

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JUNO。あなたよく頑張ったよ。